昨夕

実家へ久しぶりに顔を出してきた。

居眠りしていた母。

頼まれていた品物を届けただけなので、そのまま起こさずに帰ろうかと思ったが、声を掛けたら目を覚ましてくれた^^;

実家はすぐそこなのに、道が一本左と右に分かれた所為で、頻繁に顔を出さなくなってしまった不肖の娘＜私m(__)m

70歳後半に初めて、簡単携帯を持たされた母^^

尻込みしながらこんなの使えないと言っていたのに、最近は用事があると携帯から携帯へ掛かってくる（笑）

余り持ち歩きはしないから、殆ど家電と同じ扱いだけど・・

齢80歳

話をしてみて、最近鬱状態だと言う母。。。

坐骨神経をやられてから、どこでも歩いて出掛けていた母が、めっきり歩けなくなった。

その頃から急激に弱々しくなった。

内臓はどこも異常なし。
目が片目殆ど見えない。
耳も遠くなったけれど、実家の事情もあり、未だ現役で家事を独りで切り盛りしている。

隠居には程遠い、大黒柱である。

不徳の姉、兄の面倒を見なければならないからだ・・

末娘の私にすれば、腹立たしい姉、兄への事情もある。

それでも、認知症にもならずに居るのは、家計を支えてる事への親としての責任があるから、気を張っているのだろう。。

不肖の娘と世間から言われても、冷たい様でも、出来るだけ手を貸さない様にしている。

楽をさせたいと思いつつ、手を貸してしまう事で、支えとなっている気力を無くしてしまうからだと思っている。

女は台所や、やる事が無くなれば、用無しとされていると思い込んでしまい、一気に認知症が発症する可能性を秘めている。

心配はするが、敢えて手を出さない。

元々人を頼るのを嫌う人。
自分の事は自分でやる人。

その気丈な母が、一気に落ち込んでいる。。

もう一度自分の足で元気に歩くんだ！と、リハビリも欠かさず行っているのに・・・

食欲も落ち、胸が痞えたような感じらしい。

毎日通っている病院から安定剤を貰って来たと言っていた。



いつまでも元気でいると思っていたが・・
やはり確実に老いは来てる。。。



思う様に身体が動かなくなった事で、心も落ちてるんだろう。


何だか、哀しい事が重なってしまう・・

いつまでも元気で、少しでも永く・・・

これからは、出来るだけ顔を出す様にしよう。。